ThinkPad X1をお借りしています。 レビュー2

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ThinkPad X1のレビュー第二回目は、良い点と悪い点を列挙していきます。

 

ThinkPad X1の良いところ

・起動が高速である。

・パームレストの肌触りが良い。

・薄い

・薄さだけではなく拡張性もしっかりある。

・スピーカーが良い。

・Webカメラ内臓。

・ゴリラガラスはとっても良い。

・キーボードライトがかっこいい。

 

ThinkPad X1の悪いところ

・ファンの音がうるさい。

・本体重量が重い。

・トラックポイント使用時につかう左クリックの感度が悪い。

・バッテリーが交換できない。

・Think Lightが液晶ディスプレイの上にないから書類の確認等ができない。

 

 

と、私は感じました。
使い心地はなかなか良いのですが、X201sやX121eと比較してしまうと私には不向きであることが良く分かります。
価格からして私は買いたいとは思えない製品で、非常に残念ですがリビングで使う人などには結構良いのではないかと思います。

 

 

ThinkPad X1は、薄くてとっても良いデザインをしています。
自宅で使っていると快適でキーボードも他社に比べると良いのは明白です。
しかし、ThinkPad X1は自社製品に負けている気もします。新しい製品を出すことはある意味で冒険してしまうことになってしまうことがあるので、今回の冒険はちょっと失敗だったのかも?と思ってしまいます。

ThinkPad X1にもいろいろな良い点はあります。
しかしながら、悪い点も多々あります。この点を解消した時期機種を私は首を長くして待ちたいと思います。

なんとかAirを意識してる製品だと思いますが、そこばかりを重点的にした製品作りはしてほしくないと思うのも事実です。
私はThinkPadらしい、新しいThinkPadの登場に今後とも期待しています。

 

(この記事はThinkPad X1で作成して投稿しました。)

ThinkPad X1をお借りしています。 レビュー1

Lenovo ThinkPad X1 Over View

今回、Lenovo ThinkPad X1をお借りできたのでレビューします。
ThinkPad至上最薄なマシンということで、いろんな意味で期待の出来る機種です。実際に使ってみて思ったことなどを書いていきます。

 

01.ThinkPad X201sと厚さ比較

X201s vs X1 thinness

私の最初のThinkPadであり、現在もメインでばりばり使っているThinkPad X201sと今回レビュー対象となるThinkPad X1を並べて厚さを比較してみました。
X201sも薄い部類に入るはずなんですが、X1と比較してしまうと筐体の厚さが気になってしまいます。

製品名

厚さ

ThinkPad X1

16.5-21.3mm

ThinkPad X201s

20.7-35.3mm

最薄を謳うだけあって、X201sとは比較にならないほど薄い個体です。薄さを優先していろんな拡張性がおろそかになってしまう事も少しはありますが、それでも拡張性を犠牲にしないように考えられたThinkPadであることを思わせます。

 

 

 

02.バッテリーは交換できない

X1 Back

ThinkPad X1の裏面の様子です。バッテリーラッチがありません。
つまり、この機種はバッテリーが内蔵型でユーザーは交換することが出来ないのです。
2011/08/07現在で、内蔵バッテリーの発売予定も無いらしくThinkPadは道具として使える頼もしいマシンなのにバッテリーが交換できないなんて、ちょっと信じられなかったのが本音です。
その代わり高速充電が出来るようになったりとメリットはあります。外付けのバッテリーもあるんです。

X1 Outside Battery

ThinkPad X1には、交換できるバッテリーがない代わりに外付けのバッテリーを購入して使用する事が出来ます。
そのためのバッテリー用 接点がこんな所にありました。使わない人/使わないときはスライド式の蓋があるので、ホコリなどの侵入を防ぐことが出来るのは良い点だと思います。接点の腐食も怖いですから、この配慮は嬉しい点です。

 

 

 

03.外観をチェック

Wiress switch

 

 

ワイヤレススイッチは小さくなりました。
感触は悪くなかったのですが、ちょっと固いと感じました。
この点に関しては個体差がありそうですが、そんなに頻度に切り替えることがないスイッチだと個人的に思っているので、これくらいでも問題はないと思いました。

 

 

 

SD

SDカードスロットも備えていました。
デジカメの写真を取り込むのに必須なポートですがこの薄さの筐体でもしっかり載せてくれました。
ちなみにSDはX100eのようにスロットから飛び出すタイプではありませんので、入れっぱなしにしたいかたにもおすすめ出来るポイントの一つだと思います。

 

 

LAN

 

有線LANポートもあります。ビジネス用途で購入する人が多いThinkPadですからLANポートは必要不可欠です。
ビジネスホテルには有線LANがあることが多く、これを省かれると困る方も多いと思います。
無線LANが主流になってきましたが、電波が届かなかったり無線なので利得が下がってしまい十分なインターネットスピードが出ないこともあるので有線LAN搭載はほっとした部分です。

 

 

USB to POWER

5ポート一気に解説します。左から

(1)USB 3.0ポート
(2)HDMIポート
(3)mini Displayポート
(4)eSATA/USB2.0兼用ポート
(5)電源ジャック

となっています。特に(4)は面白く、どっちもさせる構造になっています。

 

SIM

 

 

日本には3G通信モジュール搭載モデルは販売されていませんが、3G搭載時に使用するSIMスロットがここにあります。
ちょっと固めのSIMスロットです。

 

 

 

 

 

 

Keyboard right side

電源ボタンはキーボード右上。その下の青いボタンがThinkVantageボタンです。その下にはマルチメディア関係のキーが並びます、

キーボードはアイソレーションキーボードで6段。うち心地は普通で、打鍵感はX201sよりは安っぽい気がします。

 

UltraNav

UltraNavは使いやすく、どこでもクリックできます。一体がボタンとなっているためです。右下をクリックすれば右クリックが利用できます。 一方、トラックポイント操作時に使う左クリックの感度があまり良くなくしっかり押さないと反応しないことが多くありました。この点も個体差なのかもしれませんが、それほど力を入れないでも使える物にして欲しいなと思いました。でも本当に個体差かもしれません。

 

Keyboard light

キーボードは光って綺麗ですが、液晶の上部にLEDライトがないので暗い場所での書類の確認等には不便です。
しかし、この方がキーボードはよく見える気がします。悪くないですね。

 

 

 

第一回目のレビューはこれで終わりにさせて頂きます。
また次回にご期待ください 🙂

第二回ThinkPad大和魂ミーティングに参加しました。

_DSC0006

Lenovo主催の第二回ThinkPad大和魂ミーティングに参加しました。
当日の午後にThinkPad X1の詳細の発表やX1の実機展示もありました。

今回のお目当てはなんと言ってもThinkPad X1。
ThinkPad史上もっとも薄いThinkPadということで私の期待はかなり高くなりました。

 

Lenovo ThinkPad X1 

ThinkPad史上もっとも薄いとされるThinkPad X1です。
と言っても劇的な薄さではないのですが、これなら狭いバッグに入れるのも楽かなって気がします。
しかしながら13インチなので、持ち運ぶ際にはX201s以上に面積の大きいバッグが必要になります。

 

Give to damage ThinkPad X1 but noproblem

ThinkPad X1はゴリラガラスを液晶面に採用しています。
ちなみに、SAMSUNG GALAXY Tabも同じガラスを採用しています。
このゴリラガラスは衝撃に強く、傷が付きにくい上に強度も普通のガラスの比ではないそうで、このようにドライバーでこすっても突き刺すように強く叩いても何の問題もありませんでした。
この光景は見かけることがないと思いますが、Lenovoの方々が自信満々に叩いていらっしゃいました、
これだけの強度を見せつけられるとノートパソコンの弱みである液晶の物理的破損も少なくなりそうで、凄く良さそうでした。

 

X1 Parts

ThinPad X1はキーボード・メモリ・HDDのみユーザー交換が可能です。
この点はどこぞのAirと圧倒的な差別化が出来ている気がします。キーボードなんて消耗品ですからね。
交換できないノートパソコンなんて、ノートパソコンそのものが使い捨てみたいなものかと思います。
やはり、永く大切に使うことで環境にも配慮できますし、ものに対して愛着を持って接したいと思っている私はキーボードの交換が出来ないパソコンは致命的だと思っています。

 

_DSC0084 
バッテリーやドッキングステーション(ウルトラベース)を今後共通化していく方針だというレノボ。
この共通化はとても良いと思いますが、今度はそれにあわせた設計が必要になるので設計者泣かせなのかなとは思いました。
とはいえ、ユーザーとしてみればうれしいですよね。バッテリーは劣化するから時期機種で使えるかどうかの問題がありますが、ウルトラベースは消耗品ではないので末永く使えるととっても良いと思います。

 

 

Back X1

ThinkPad X1の裏面ポートはこのような感じ。
モデルや構成によって異なる可能性があるそうです。電源はThinkPad X60やX200などと共通のもの。

 

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こちらはThinkPad X220
センサーが付いており、本体の向きに合わせて画面の中身も回転します。
土居さんは、「縦の解像度に不満がある方もこれで解決」というようなことをおっしゃっていましたが、それは無理がありますね(笑)
とはいえ、このような仕組みはおもしろいのでどんどんやっていただきたい。
方向キーは液晶の向きと同じになるそうなので、考えて押さなくても良いように出来ているそうです。

クラッチレスになってしまったX220ですが、触った感じそれほど悪いという印象は受けませんでした。
むしろ良い感じです。というのも液晶の開閉時の感覚が心地よく思えるほどでした。
すこし、安定感は無い気がしますが、これはこれでアリなのかなと思いました。
それでもラッチは出来れば欲しいです。

 

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今回、私の目を引いたのはコンシューマー製品。
もちろんThinkPadではないのですが、自宅のリビングで使用するのにぴったりなのを見つけました。
といっても、デザインに惹かれただけで実際のスペックはあまり確認していないのですが、VAIOらしさが少し感じられました。
Blu-rayドライブ搭載だから結構なお値段がするんでしょうけど、このくらいのクラスで5万円台になれば直ぐに欲しい気もします。
打鍵感はThinkPadに劣るものの、普通に使うのにさほど問題はない感じでした。


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Blu-rayドライブを搭載しているので、ドライブのピックアップレンズを見てみたらやはりレンズは2つありました。
Blu-rayのドライブはピックアップレンズが2つあると聞きましたが実物を見たのはこれが初めてです。

 

この後、スタッフの方々等からいろいろお聞きしたり説明してもらったりした後に、最後集合写真を撮り解散となりました。
皆様お疲れ様です。そしてありがとう、Lenovo。 またイベントがあるときは是非参加したいと思っているので是非是非よろしくお願いします。